JARECO-Eyecommunication

JARECOニュースまとめ(2017/05/19)

市場ならびに市場関連数値

〇住宅純資産価値割合が高い都市 (2017/05/04 RealtyTrac報道) 不動産関連データを収集分析するATTOM DATA社の住宅資産価値に関するレポートによると、今年度第1四半期時点で、ローン借り入れ金額が市場価値の半分以下となっている、いわゆる「資産価値豊かな住宅」は、全米の住宅全体数の25%、1,370万戸に達したとのこと。こうした「資産価値豊かな住宅」が多い州として、1位ハワイ38.4%、2位カリフォルニア35.8%、3位ニューヨーク 34.6%、4位ヴァーモント32.8%、5位オレゴン31.3%が挙げられている。
詳しくはこちら:http://www.realtytrac.com/news/home-prices-and-sales/q1-2017-home-equity-underwater-report/

〇郊外でレンタルブーム? (2017/05/03 RentCafeブログ記事) 経済危機後、住宅購入を諦めたミレニアル世代は都市中心部の賃貸住宅へ大挙して住むようになったと考えられていたが、最近の調査では必ずしもそうではなく、主要都市郊外での世帯数増加が都市中心部を上回っていることが明らかになった。Rent Cafe社が調査した主要20都市では、中心部より郊外部の世帯数増加の方が3倍多く推移している。
詳しくはこちら: https://www.rentcafe.com/blog/rental-market/real-estate-news/suburbs-gaining-more-renters-than-cities/

〇ミレニアル世代がやっと巣離れ?(2017/04/27 ファニーメイ発表データ) ファニーメイ(連邦住宅抵当公庫)経済戦略調査グループが発表したところによると、2016年に26歳から27歳となった年齢層で、親と同居している数は7.6%減ったとのこと。これが2010年から2012年当時の減り具合は5.4%だったので、若い世代がようやく親離れする確率が高くなってきたとしている。また同調査において、30歳前後の人たちの結婚率も最近上昇傾向にあるとしている。
詳しくはこちら: http://www.fanniemae.com/resources/file/research/datanotes/pdf/housing-insights-042717.pdf

投資

〇住宅投資リターンが高い都市 (2017/05/05 CNBC報道) 賃料が高い都市が必ずしも投資リターンが高いとは限らないが、住宅投資を手掛けるHomeUnion社調査によると、以下の都市での住宅投資リターンが現在は高い。平均的な住宅投資額とキャップレートは以下のようになっている。1位クリーブランド($75,500で11.5%)、2位シンシナチ($87,100で9.8%)、3位コロンビア(サウスカロライナ州)($94,400で8.6%)、4位メンフィス($87,000で8.5%)、5位リッチモンド(ヴァージニア州)($121,700で8.2%)。
詳しくはこちら: http://www.cnbc.com/2017/05/05/how-to-be-a-landlord-where-to-buy-homes-for-the-best-rental-returns.html 建築

〇新築住宅価格上昇理由 (2017/04/29 Forbes.com報道) 全米ビルダー協会エコノミストのポール・エムロース氏によると、ビルダー会社が労働力不足を訴える割合は、2012年が21%、2014年が46%、2015年が52%、そして2016年が56%と一貫して増加している。75%のビルダーは、労働力確保するために支払い賃金を増やしていると回答しており、68%は住宅販売価格を上げることとなったとしている。こうした労働力不足の影響下、新築住宅の中位価格は、2012年4月から2017年4月の5年間で、$151,000から$196,500へと30%増加している。
詳しくはこちら: https://www.forbes.com/sites/scottbeyer/2017/04/29/americas-housing-construction-labor-shortage-continues/#58931a51706c

〇リフォームの人気部位 (2017/05/05 全米ビルダー協会ブログ記事) 全米ビルダー協会(NAHB)が発表した今年度第1四半期のリフォーム指数情報によると、NHAB会員が手掛けるリフォーム部位として頻度が高い第1位はキッチンで81%、第2位はバスルームで80%、第3位は全戸リフォームで53%、第4位は増築で45%、第5位は窓や扉の取り換えで36%といった順位となっている。また、全戸リフォームが50%を超えたのは2006年以来初めてのこと。
詳しくはこちら: http://eyeonhousing.org/2017/05/remodeling-in-2016-kitchens-reclaim-top-spot-from-baths/

政策

○議会はEB5ビザ・プログラム継続を審議 (2017/05/16 National Law Review報道) 米国内の規定された投資に50万ドル(約5,600万円)を投じれば、永住権(グリーンカード)を取得できるというEB5ビザ・プログラムがあるが、この制度を今年9月30日に向けて延長する討議を議会が行っている。プログラムの内容について改定という声が以前から上がっているが、しばらく存続していく可能性がある。
詳しくはこちら: http://www.natlawreview.com/article/congress-proposes-to-extend-eb-5-regional-center-program-through-end-fy-2017?sf75710552=1

テクノロジー

〇スマートホームはもう未来の家ではない (2017/05/10 Finn Partners社記事) 「スマートホーム」という概念は、ここ3年間で相当な前進をしている。3年前のある調査によると、3分の2の人は、いったいそれがどういうことかをよくわかっていなかったのが、今は消費者の86%は、それが何を意味するかを理解している。例えば最近のFinn Partners社調査では、77%の人が「これから20年の間に、家庭にはロボットが当たり前のようにいるだろう」などと回答している。家庭から医師への直接的なメディカル情報送信、自動運転車の活用なども、かなり常識的な知識となってきている。
詳しくはこちら: http://www.prnewswire.com/news-releases/national-study-underscores-consumers-need-for-control-when-considering-smart-technology-300455332.html

業界動向

〇不動産業界での女性活躍推移 (2017/05 NARライブラリー記事) 米国の不動産仲介業に女性エージェントが登場したのは1880年と言われている。そこから始まり、現在リアルター会員の62%は女性である。またブローカー免許取得者の56%は女性、セールスエージェント免許取得者の63%は女性となっている。因みに1908年NAR設立時の会員は全員が男性であり、そこから相当の変化が進んだこととなる。なお、本記事には、女性の不動産業界での活躍の参考書が列記されている。
詳しくはこちら: https://www.nar.realtor/field-guides/field-guide-to-women-in-real-estate?sf64717484=1

〇2017年のNAR会員プロフィール (2017/05/11 NAR発表) 毎年発表されるNAR会員プロフィールデータが発表された。リアルターの中位年間所得は2015年の$39,200(約440万円)から、2016年は$42,500(約480万円)へと上昇し、対前年比で8%増加、平均取引件数は12件で、2014年以降最高値である。因みに全体の24%が年収$100,000(約1,100万円)であるのに対し、同じく全体の24%は$10,000(約110万円)以下の所得という内訳である。
詳しいレポートはこちら: http://realtormag.realtor.org/daily-news/2017/05/12/agents-seeing-higher-income-sales-volume?om_rid=AABJpF&om_mid=_BZFg08B9bvWs59&om_ntype=RMODaily